遺骨をお墓には納めずに、自宅でそのまま『手元供養』しよう。
ダンナが亡くなった後、わりと早い段階でそう決めていた私。
一周忌を迎えるタイミングで、場所を取らないミニサイズの仏壇を探し始めました。
そして、なんとあのニトリが『インテリア仏壇』を販売していると知ってビックリ。
でも「仏壇を買う」機会なんて誰もがあるワケじゃないし、口コミの数もホント少なくて。
サイズもお値段もコンパクトだったので、ニトリさんを信じてネット通販で即買いしちゃいました。
結果「お値段以上」で大正解だったミニ仏壇、超個人的口コミレビューです。
ニトリの仏壇が気になっている人は、ぜひ参考にして下さいね。
ネット通販でニトリの仏壇をチェック
ニトリで販売されているミニサイズの『インテリア仏壇』。
ネット通販なら、ニトリの公式サイト以外に、楽天市場やYahoo!ショッピングでも購入できます。
数種類あるミニ仏壇は、どれもシンプルでモダンなデザイン。
引用元:ニトリ公式サイト
これならリビングに置いてあってもオシャレな感じ~。
サイズは、【14号】【16号】の2種類で、16号の方がひと回り大きいサイズ。
気になる価格帯は、なんと10,000円台~最高でも60,000円台ぐらい。
いや~昔ながらの高価な仏壇とは、全く別モノって感じですよね。
今回ミニ仏壇を選ぶに当たって、私がチェックしたポイントは2つ。
- ダンナの写真や骨つぼ一式を、ちゃんと収納できること。
- ミニ仏壇の下に置く家具と、サイズや色合いがマッチすること。
ダンナの遺骨は、お墓ではなく購入する仏壇で手元供養するため、ミニサイズとはいえ骨つぼが収まるのが大前提。
大体の配置をイメージしながら、どの商品がベストか吟味しました。
ちなみにニトリのインテリア仏壇、お店によっては実店舗でも販売されているようです。
うちの最寄り店舗は規模が小さいからなのか、残念ながら実物はチェックできませんでした。
ミニ仏壇を実際にセッティングしてみた
ニトリの仏壇ラインナップから、私が選んだのがこちら。
引用元:ニトリ公式サイト
購入価格:20,268円(税込)
家計には優しくてありがたいけど、仏壇が20,000円台なんてイイのかしら…と思いつつ。
ニトリ楽天市場店でポチっと購入しましたー♪
数日後には、いつもの宅配業者さんが普通~に届けてくれましたよ。
なんか全く「仏壇感」ないんですけど!!
とはいえ、さすがに作りがしっかりしているため、約13.5kgと「重量感」は結構あります。
中を見ると、かなりキッチリ保護材に守られてる。
完全に保護されているため、上から引っぱり出すのは断念。
横倒しにして慎重に引きずり出す方式で、取り出すことに成功しました♪
梱包を開けると一瞬「何の匂い?」って感じでしたが、おそらく塗料か何かでしょうか。
別に嫌な匂いじゃないけど、最初だけ少し気になりました。
扉は昔ながらの仏壇のように折れ曲がる仕様になっていて、まさに『ミニ仏壇』。
木材の質感も安っぽい感じはないし、このお値段で買えるのはラッキーかも~♪
予定していた家具の上まで運ぶのも、重さはあるけど女手1つで?スムーズに移動できました。
実際に置いてみると、こんな感じです。
扉のホワイトが浮いちゃうかなーと心配でしたが、逆にアクセントになってますね。
あとライト用の電源コードがあるので、コンセントの位置も要チェックです。
そういえば、電源コードの写真撮るの忘れてました(汗)!!
引用元:ニトリ公式サイト
電源コードは、こんな風にミニ仏壇の背面から出ています。
ライトを点灯~♪
ちょっと見えづらいですが、スイッチはライトの横にあります。
ダンナの写真や骨つぼなどをセッティングすると、どうにかギリギリ収まりました。
なんか狭いぞー。
まぁまぁまぁまぁ♪
あくまでミニサイズなので、大きな骨つぼをそのまま収めるのは無理がありそうです。
ちなみにダンナの骨つぼは、直径が約14cm・高さ約23cm。
写真立て(幅14cm・高さ18cmぐらい)も一緒に並べてみると。
ちょっと強引な気はするけど、事前に計算していた通りにセッティングできました。
ダンナはビミョ~な顔してますが。
あとは位牌と、結局やめられなかったタバコを並べたらこんな感じに。
14号より大きめの16号サイズなら、もう少し余裕があるかも知れませんね。
今回は楽天で買いましたが、ニトリの公式サイトやYahoo!などでも購入できますよ~。
手元供養のやり方は人それぞれ
散骨、樹木葬、合同葬。
最近では従来のお墓ばなれが進んできて、遺骨の供養にも色んなカタチがありますよね。
今回私が選んだ手元供養も、その考え方や方法は人それぞれ。
- お墓には収めずに、遺骨全てを手元(自宅)で供養する。
- 遺骨の一部を手元供養して、残りはお寺などで合同葬してもらう。
- 大部分はお墓に収めて、遺骨の一部をアクセサリーにして手元供養する。
などなど。
ちょっと考えただけでも様々なケースがありそう。
ダンナの場合、本人も無宗教、実家の方もお墓にこだわりがなかったため、すんなり手元供養できましたが。
考え方の違う親族がいたりするとトラブルの元なので、前もって相談しておく方がいいでしょうね。
関西の方が手元供養しやすい?!
ダンナの葬儀後に移動した火葬場で、初めて知った事実ですが。
遺骨を骨つぼに収めているときに、あれこれ説明してくれた火葬場の男性スタッフによると。
収骨(しゅうこつ)の方法が、なんと関東と関西で違うとか。
- 関東では、全部の遺骨を骨つぼに収めるケースが多い。
- 関西では、遺骨の一部だけを収める部分収骨が多い。
なるほど、そういえば…!!
私は生まれも育ちも関西で、祖父母や母親を亡くして火葬に立ち会った時は、当たり前のように部分収骨でした。
そして言われてみれば。
有名人の告別式なんかで、遺族が大きな骨つぼを胸に抱えてるのを、テレビで見たコトある気がする…!!
もしそれが事実なら、手元供養のやり方も違ってきますよね。
「自宅で遺骨全てを手元供養する」やり方は、スペース的に関西の方が向いてそう。
ダンナの小さい骨つぼでもサイズ的にギリギリだったので、大きめだとミニ仏壇に置くのは難しいかもしれません。
まさかこんな所にも地域差があるとは意外でした。
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まとめ
ダンナの遺骨を自宅で手元供養するために、購入することにしたニトリのミニ仏壇。
ニトリで販売されているラインナップは、お値段も安くリビングに置くには最適でした。
シンプルでモダンなデザインなので、手持ちの家具と合わせても違和感なくて大正解。
まぁダンナは多少きゅうくつかも知れませんが、いつもゴロゴロしていたリビングの方が落ち着くだろうし♪
リビングに置くことで、今までよりも身近にいるような気がするから不思議です~。
ミニ仏壇の購入を検討している人は、一度チェックしてみて下さいね。
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