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埋葬料は忘れずに支給申請すべし!葬祭費とは違う?ミステリー

埋葬料は忘れずに支給申請すべし!葬祭費とは違う?ミステリー

亡くなった人が加入していた健康保険から支給される「埋葬料」。

ダンナの急死によって手続きに追われている中で、初めてその存在を知りました。

この埋葬料、ややこしい手続きはなく申請も簡単なのですが、意外と忘れてしまいがち。

私も山のようにある手続きがほぼ終わった頃に、思い出したように申請した感じでした。

そして調べていて気になったのが、なぜか呼び方が何種類もあるということ。

「埋葬料」「埋葬費」「葬祭費」「葬祭料」…と、どれが正解やねん!!というミステリー。

その謎をサラっと解明したうえで、実際の申請についてもご紹介しますね。

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埋葬料と葬祭費は何がちがう?

「埋葬料」と「葬祭費」、言い方は違いますが、内容としては同じです。

葬儀や埋葬にかかった出費を補助する意味で、亡くなった人が加入していた健康保険から支給されるお金。

そして色んな呼び方があるのは、加入している健康保険や申請する時の状況によって違ったりするから。

呼び方がどのように変わるのか、表にまとめてみました。

呼び方加入している保険申請する時の状況支給金額
葬祭費国民健康保険
<国保>
市町村によって違う(1~7万円ぐらい)
埋葬料会社員などで国保以外の健康保険
<協会けんぽなど>
生計を共にする家族が申請定額5万円※組合によって別途で支給される場合あり
埋葬費家族ではなく実際に埋葬を行なった人が申請上限5万円
葬祭料業務内や通勤災害で亡くなった場合労災としての支給になるので金額は人によって違う
家族埋葬料扶養している家族が亡くなった場合上限5万円

これを見ると、それぞれの違いは至ってカンタン。

状況によって呼び方が変わるだけなので、かなり分かりやすいミステリーでしたね。

でもなぁ~。

「家族埋葬料」はいいとして、どうしてこんなビミョ~に違う呼び方にしたのか。

もう少し区別がつきやすいネーミングにできなかったのか?!

という、新たな謎は生まれました(誰が決めたのか知らんけど)。

それでは、私が実際に申請した手続きにうつりましょう。

手続きは支給申請書を送るだけ

埋葬料支給申請書

さてさて。

ダンナは協会けんぽ<全国健康保険協会>に加入していたので、申請したのは「埋葬料」。

申請書の用紙は、協会けんぽのホームページからダウンロードしました。

何でもかんでもダウンロードで済んでしまう、便利すぎる時代ですよね~。

申請書に記入する内容も、ややこしい項目はなかったです。

  • 健康保険の記号・番号
  • 申請する人の住所・氏名
  • 埋葬料の振込先の口座番号
  • 亡くなった人の氏名・死亡日・死因

と、すんなり書ける内容ばかり。

添付する書類も、ダンナの場合は「住民票」だけでした。

あとは記入した「申請書」と「住民票」を協会けんぽに郵送したら手続き完了。

郵送先は、加入している健康保険組合または年金事務所でもOKです。

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埋葬料の申請を忘れがちなワケ

この埋葬料、最初に申請するのを忘れてしまいがちと言いましたが、それはなぜか。

そのワケは2つある、と推測できます。

  • 1つ、自分から申請しない限り、支給されることがない。
  • 2つ、申請できる期限が2年以内と、かなり長め。

まず1つめ。

「埋葬料がもらえますので申請して下さいねー」といった親切なお知らせは、全くありません

いちばん最初に市役所からもらった手続きリストにも、「埋葬料」や「葬祭費」については記載されていませんでした。

勤めていたのがキッチリした会社なら、手続きのフォローもしてくれるかも知れませんね。

私の場合は、葬儀の費用を精算に来られた葬儀社スタッフさんが教えてくれました。

数万円ですが返ってきますので、申請された方がいいですよ~。

そして2つめ、申請期限が2年と長いため、後回しにしてしまって忘れてしまうケース。

モノ忘れの激しいお年頃になると、めっちゃありそうなパターンです。

埋葬料なら5万円、大黒柱の夫を亡くした家庭にとっては大きな金額ですからね。

早めに申請しておいて正解~♪

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支給決定通知書が届きました

埋葬料の支給申請書を、協会けんぽ<健康保険組合>に郵送してから1週間ぐらい。

「えっ!もう?」と思うようなスピーディさで、協会けんぽからハガキが届きました。

のり付けされているタイプのハガキを、ペラッとめくったのがコレ。

埋葬料5万円、ありがたくいただきました~。

それにしても、こういう書類に書かれている「死亡」という単語。
手続きする中で嫌というほど目にするのに、いまだに違和感しかありません。

「死亡者」にダンナの名前が書いてあるのを見ても、全くピンとこないまま。
ダンナ本人も、まさかこんな所に自分の名前を書かれているなんて、きっと思ってないだろうな…。

思ってへん思ってへん。

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まとめ

今回は、亡くなった人の家族などに支給される「埋葬料」についてのお話でした。

「埋葬料」「埋葬費」「葬祭費」「葬祭料」と、呼び方がコロコロ変わるミステリーも、調べてみると単純でしたね。

ダンナの場合は、『国保以外の健康保険に加入』かつ『生計を共にする家族<私>が申請』するため、「埋葬料」という呼び方。

この、ややこしい呼び方七変化(5個しかないけど)については、若干ギモンが残りますが。

申請し忘れることもなく、支給額5万円は無事に私の銀行口座に振り込まれました。

ありがたやありがたや。

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