少し前に何かの雑誌で知った時から、正直かなり気になってました。
アマゾンの電子書籍・Kindleで、簡単に自費出版(セルフ出版)できるという話。
そのサービスが『キンドル・ダイレクト・パブリッシング』(略してKDP)。
原稿になるデータさえあれば出版方法もカンタン、なんと費用も全くかかりません。
さっそく「よく分からんけど、タダならやってみよっと。」
というちゃっかり精神で、実際にKindle出版にチャレンジしてみました。
Kindleの自費出版に興味のある人は、ぜひチェックして下さいね。
Kindleの自費出版>無料で夢がかなう?!
自分の本を出してみたい。
文章を書くのが好きな人なら、一度は考えたコトがあるんじゃないでしょうか。
私なんて子どもの頃から、「マンガ家になりたい」とか「小説家になりたい」とか夢見てしまう、妄想大好き少女でしたから。
誰でも自分の本を出せるKindle出版<KDP>の、まんまターゲット人間ですね。
しかも費用はタダでやり方も簡単と聞けば、もうチャレンジするしかありません。
そんな私のセルフ出版・体験レビューです。
Kindleの自費出版を実際にやってみた
出版までの作業の流れは、ざっくり次の3ステップです。
- 本にする原稿(WordファイルでOK)と表紙画像を用意する。
- KDPのサイトで、必要な個人情報を登録する。
- 出版する本の情報を登録して、原稿をアップロードする。
箇条書きにしてみると、超シンプル~。
原稿があればすぐ出版できる
本にする原稿をイチから執筆する、となると大変ですよね。
ところが今回、私が用意した原稿は。
- 30代の頃(大昔)に気まぐれで発行していた、メールマガジンの原稿。
- 過去に日記ブログにも掲載したことがあり、すでにWordファイル状態。
- 実は前々から、記念として1冊の本にまとめておきたいと思っていた。
このように、まさにKindleの自費出版にうってつけ。
逆に言うと、この原稿があったからチャレンジする気になったのかも。
というワケで、本にしたい原稿さえ用意できれば、あとはモロモロ登録するだけですよー。
Amazonアカウントが使えて便利
まずは、Kindle出版<KDP>のトップページ で【アカウント】登録からスタート。
といってもAmazonアカウントを持っていれば、それでサインインできちゃいます。
通販大好きな私は、当然Amazonアカウントでサインイン♪
画面の右上にある【アカウント】から、KDPで必要な個人情報を登録しました。
大体のコトは【ヘルプ】を見れば、詳しい説明があるので安心ですよ。
- 支払いの受け取り方法>>銀行口座の情報などを入力。
- 税に関する情報>>氏名や住所などの情報を入力。
ただし税に関する情報について、何のコトか分からずに調べたのがこの1点。
納税者番号<TIN>って何のコト~?
と思った、私のような人へ。
日本での納税者番号<TIN>は、マイナンバーの個人番号(12ケタ)を入力すればOKでした。
アカウント情報の登録が終わると、いよいよ本に関するデータの入力です。
本のデータをどんどん登録する
次に【本棚】のページから、出版する本のデータを新規作成。
本のタイトルや著者名などを、サクサク入力していきます。
フリガナやローマ字での入力もあって、ちょっとだけ面倒~。
その後いよいよ、本の原稿データ・表紙にする画像をアップロード~!!
Word形式の原稿なら、とりあえずKindle本の形にはなります。
ただ私の場合、なにせド素人が勢いだけでチャレンジしているので。
実際に本になった時に、画面上のレイアウトがなんか今イチでした。
何度かWordでレイアウトを変更→再アップロードして、個人的にはギリギリOKですが(汗)
見た目のレイアウトにもこだわりたいなら、自分好みに調整して下さいね♪
KDPのヘルプを見ると、表紙画像のサイズは縦横の比率が<1.6対1>が理想だとか。
なので私は、縦1,600ピクセル・横1,000ピクセルのJPEG画像を設定しました。
画像の品質を最高レベルにしたいなら、縦2,500ピクセル以上が推奨ですよ。
そして原稿と表紙のアップロードが無事に終わると、こんな表示が。
「原稿を正常にアップロードしました。」
「表紙のアップロードに成功しました。」
よかったぁ~~~~(内心ドキドキだった)。
続いて、本の販売価格やロイヤリティ<印税>などの設定があったりして、最終的に画面3ページ分のデータを入力。
本の販売価格なんて全く考えてなかったので、超テキトーに390円にしました。
どっちにしろ、ド素人の本が売れるとは思えないですからね。記念出版、記念出版♪
本の価格などの登録データは、後で何回でも変更できますよ。
全てのデータを入力して、【Kindle本を出版】のボタンをクリックすれば終了~。
48時間以内に、アマゾンのKindleストアで出版した本が販売されます。
うおー、こんなにサラッと出版できちゃうなんて、ホントにホントなのか?
アマゾンの画面にマジで出てきた
【Kindle本を出版】ボタンをクリックしてから、実際には48時間もかからずにメールが到着。
お客様の本『***』が、Kindleストアで購入可能になり…ですって♪
さっそくアマゾンで検索してみると。
うひょ~~、マジで売ってる!!
当たり前なんだけど、ヘンな感じ~~。
いやいやいやいや、スゴイ時代になっちゃいましたね。
Kindleの自費出版、ちょっと面倒だけどそれ以上にかなり楽しい♪
本にできるような原稿が手元にある人は、ぜひぜひチャレンジしてみて下さい~!!
出版した本のハズカシ裏話
私が<KDP>で出版した本について、少しだけ紹介しますと。
今回使った原稿は、私が30代半ばにメールマガジンとして発行していた、今で言うと『婚活』レポート。
なので最終的に、ダンナも登場します(ハズカシ…)。
そしてその原稿、ダンナも全部読んじゃってます。
というか、ダンボール箱に封印してあったその原稿を、たまたま見つけたダンナが引っぱり出してきたのが10年ぐらい前。
ゴメン思わず読んでもーた。てかオレも出てるやん。
と、ニヤニヤしながら言われたのがキッカケで、Wordファイルに入力し直して日記ブログに載せてみたり。
今回は<KDP>でセルフ出版してみたり(日記ブログの方は削除しました)。
そう考えると、こうやってKindle出版にチャレンジできたのも、ダンナのおかげってコトですねー。
そしてそして恥ずかしながら。
実際のKindle本がこちらです。
\ 恥ずかしいけど読まれたい♪/
【ミレニアム婚活レポ】
≫
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まとめ
誰でも、費用ゼロ&パソコンひとつで、簡単に自分の本が出版できる<KDP>。
「本にできるような原稿」と「ちょっとした時間と手間」があれば、ホントに簡単にできちゃいました。
Kindleストアのラインナップに自分の本が並んでいる、という不思議気分も味わえますよ。
こないだ『婚活 エッセイ』で検索したら、デヴィ夫人の自伝本が隣にあったのでビビりました笑。
これでもし本が売れたとしたら、ロイヤリティ<印税>のおまけ付きですからね。
今回Kindleの自費出版にチャレンジしたものの、はたして本は売れたのか?!については、こちらの記事でレポートしています。
あ、もう結果がバレバレ…。