「自分の本」を経費ゼロで出版できちゃうのが、アマゾンのKindle出版『KDP』。
たまたま大昔のメールマガジン原稿が手元にあった私、「面白そう~」とチャレンジしました。
そして予想していたとはいえ、ド素人が出版した本…ビックリするぐらい売れません。
ところがですよ。
全く売れていないのに、なぜかロイヤリティ(印税)が138円だけ発生しているのを確認。
これって一体、どういうカラクリなのか?
調べてみると、私が知らなかったKindle出版<KDP>独自のシステムが明らかに…!!
まずは『ド素人の本が売れない現実』についてシビアに分析してみましょう。
Kindle出版<KDP>で絶望的に売れない3つの理由
キンドル・ダイレクト・パブリッシング(Kindle Direct Publishing)、略して『KDP』とも呼ばれるKindleのセルフ出版。
その名の通り、ド素人の私でも自分1人で直接(ダイレクトに)出版できる夢のようなシステムです。
もともと私の場合、自分の本がアマゾン商品として並んでいるのを見てニヤニヤする、という記念出版のようなものでした。
とはいえ、ここまで絶望的に売れないのは何故なのか。
考えてみれば、売れない理由なんて山ほどあるんですよねー。
その中でも根本的かつ致命的な「売れない理由」を3つ挙げてみると。
ド素人の書いた本買う人いる?
誰か分からないド素人の書いた本に、お金を出す人なんていない。
そりゃそうですよね。
世間で話題になっているワケでもない、赤の他人の書いた本にお金を出す。
そんなチャレンジャーなかなかいません。
いや、タダでも読んでくれないかも~。
出版されたなんて誰も知らない
そもそも、その本が出版された事実を知っているのが自分ひとりだけ。
そう、これですよ。
<KDP>の売りは、たった1人でパソコン1つで無料で出版できるお手軽さ。
ということは出版しても、自分以外はその本の存在すら知らないんですよね。
自らSNSなんかを駆使して宣伝しないと、永遠に誰にも知られないかも知れない。
それはさすがに悲しすぎる。
というのもあって、今回この記事で取り上げてみました~♪
星★が付かないのが致命的
売れないと評価の【星★】が付かない、星が付いていないと誰も買わない。
ネット通販でモノを買う時に、ユーザーが最も頼りにするのが評価【星★】の数。
私なんて『星4つ以上』とかで、絞り込み検索するコトもあるぐらいです。
でも、そもそも読んでもらえないと【星★】すら付かないですからね。
これぞまさしく負のスパイラル…!!
このように。
「KDPでセルフ出版したド素人の本」は、売れなくて当然なんです。
ただし、あれこれ調べてみると。
「小説」や「エッセイ」は売れなくても、「実用的な内容の本」や「マンガ」なら比較的買ってもらえるらしい。
自己満足の記念出版ではなく、あくまで「売れる」本を目指すなら、実用本やマンガがねらい目ですよ。
それでは、絶望的に売れない理由が分かったところで。
謎の印税・138円の正体を明かしましょう。
138円の正体はKDPセレクト
<KDP>で自費出版した本が、全く売れる気配すらなかったある日。
「ロイヤリティが発生しました」的な通知があったので、確認してみると。
どういうわけか、利益として『138円』と表示されていました。
実はこの正体は、KDPセレクトというシステム。
『KDPセレクト』とは。
出版する本がKindleストアの独占販売になる代わりに、以下の3つの特典があります。
- 印税率が35%→70%になる。
- 無料キャンペーンなどを利用できる。
- KU<Kindle Unlimited>などで読まれたページ数が利益になる。
KU<Kindle Unlimited>は、購読料を月々支払って、好きな本を読み放題できるサービス。
このKUサービスなどで自分の本が読まれると、なんと読まれたページ数の分だけロイヤリティが発生するんです。
KUの読み放題を契約している誰かが、私の本を何ページか読んでくれたってコトですね。
なんとまぁ、ありがたいお方でしょう。
会って直接お礼を言いたいぐらい♪
そういえば、KDPで本のタイトルや販売価格など色んなデータを入力した時に。
「KDPセレクトに登録するかどうか」というチェック項目があったような。
どうやら私はよく分からないまま、お得な印税率にツラれて登録していたようです♪
それにしても、たった138円とはいえ。
自分が出版した本から得た初めての印税は、ちょっとした感動でした。
私の本を読んでくれた、どこかの優しい誰かが登録している<Kindle Unlimited>。
今なら30日間「読み放題」の無料体験ができますよ。
まとめ
Kindle出版<KDP>のおかげで、ド素人が自分の本を出版するというハードルは、たしかにググーンと下がりました。
とはいえ、実際にKindleで出版した本が売れるかと言えば、まず売れない。
『自分の本』を出版するだけで大満足!!の記念出版なら、問題ないですけどね。
あわよくば少しでも売れたらいいな、なーんて期待はしない方がよさそうです。
あとは私のようにKDPセレクトに登録しておくと、もしかしたらロイヤリティ<印税>が発生するかも。
その時は、この世界のどこかにいる「読んでくれた誰か」に、全身全霊で感謝して。
どこかの誰かが、さらに読んでくれるコトを祈りましょう。
そしてそして。
ビックリするほど売れないKindle出版本がこちらです。
\ 恥ずかしいけど読まれたい♪/
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