「MOS資格にチャレンジしようかな。」
そう思い立ったときに、どんな参考書やテキストを買って勉強すればいいのか。
私がMOS講座に通っていたパソコン教室でも採用され、世間での評価も高いのが、FOM出版の『よくわかるマスター』シリーズ。
独学でMOS資格を目指す人にとっても、頼りになる定番のテキストです。
この記事では、MOS受験で<通算6回>このテキストのお世話になった私が、ここがオススメ!!というポイントも一緒に紹介していきますね。
FOM出版のMOSテキスト>5つの強み
MOS試験の対策テキストとして評価の高い、FOM出版『よくわかるマスター』シリーズ。
実は私、20年以上前にも独学でMOSの<Excel97>を受験したコトがありまして。
そのとき試験勉強に使っていたのも、FOM出版のテキストでした。
実家の本棚に眠っていた、年代モノの『よくわかる』テキストを激写してきました♪
ちなみに当時は、MOSではなくMOUS(Microsoft Office User Specialist)という名称。
その頃からすでに、人気の鉄板テキストでしたね~。
参考書やテキスト選びで迷っている人は、『よくわかるマスター』なら間違いないと思いますよ。
まずはFOMテキストの強みとも言える、5つの特長を紹介します。
試験範囲を全て問題形式で学習
MOS試験では、科目とバージョンごとに【出題範囲】が決められています。
『よくわかる』テキストでは、その出題範囲の全てを、問題形式で学習していくスタイル。
本番のMOS試験では、問題文の意味を読み取る⇒操作する、の繰り返しですからね。
問題文を読み取ることに慣れるためにも、このスタイルは効果的だと思います♪
その問題でどんな解答<操作>をすればいいのかは、図解付きで詳しく説明してくれるので安心。
1つ1つ問題に取り組んでクリアしていくうちに、全ての出題範囲を学習できる構成になっています。
模擬試験で本番シミュレーション
これはテキストに添付されている、教材用のCD-ROM。
学習に使うファイル以外に、模擬試験が何パターンか収録されています。
実際のMOS試験に近いスタイルの模擬試験なので、本番のシミュレーションができますよ。
採点結果で自分の苦手な問題を把握して⇒重点的に復習、を繰り返すのが合格への近道。
模擬試験を何回もリピートすることで、試験本番に対応できる実力が身につきます。
単元ごとに確認問題でチェック
このテキストでは、出題範囲の単元が1つ終わるごとに【確認問題】があります。
確認問題に取り組むことで、その単元の内容で「どこが理解できていないか」をチェック。
自分の理解できていないポイントが分かるので、効率的に復習できます♪
補足のポイント説明がお得感
私がこのテキストを使っていて、めっちゃ役に立ったのが【Point】などの追加情報。
操作の手順や補足的な説明など、しっかり読むとワンランク上の知識が身につきます。
同じ操作をする場合でも色んなやり方があったりして、どんどんスキルアップできる感じ。
蛍光ペンで、やたらマーカー引きまくってました♪
独学にも分かりやすくフォロー
テキストの最初に書かれているのが、学習を始める前に知っておくべき内容。
- 必要なメモリなど、学習用のパソコン環境について
- CD-ROMの使用方法や、プリンターなどの設定
- テキストをどのように活用して学習を進めていくか
などが、1つ1つ詳しく説明されているので安心です。
特に受験するまでの流れが、分かりやすくイメージできますよ。
ただし、テキスト選びにはちょっとした注意点があります。
テキストを買う前に注意するコト
市販されている、MOS試験用の学習テキストの内容を見ていると。
FOM出版に限らず、受験する科目(WordやExcelなど)の基本的な操作が分かっている人向けになっているものがほとんど。
全くの初心者や普段Officeソフトを使い慣れていない人が、いきなりMOS用テキストだけで学習するのは難しいかも。
初心者の場合は、基礎を学べるテキストで学習してからMOS用にチャレンジする、という流れがベストでしょう。
FOMが出版している「基礎用」のテキストも、MOS試験用とあわせて紹介しますね。
逆に、普段から学校や職場でOfficeソフトを日常的に使っている人の場合。
MOS用テキストでコツコツ学習を進めれば、独学でも十分合格は目指せます。
今回は、FOM出版の『よくわかる』シリーズを科目別に紹介していきますが。
自分の目で内容をじっくり確認したい人は、本屋さんのMOSコーナーであれこれ比較してから選んで下さいね。
この記事は、テキスト選びの参考に読んでもらえると嬉しいです~♪
試験科目とバージョン別テキスト紹介
こちらは全て、私&高校生の息子がパソコン教室で使ったMOS対策のテキスト。
このようにテキストは、科目とバージョンごとにそれぞれ分かれています。
現在実施されている、MOSの試験科目とバージョンを表にまとめました。
試験科目 | 一般レベル | 上級レベル |
ワード <Word> |
【365】【2019】 【2016】 |
【365】【2019】 【2016】 |
エクセル <Excel> |
【365】【2019】 【2016】 |
【365】【2019】 【2016】 |
パワーポイント <PowerPoint> |
【365】【2019】 【2016】 |
ー |
アクセス <Access> |
【2016】 | 【2019】 |
アウトルック <Outlook> |
【2019】 【2016】 |
ー |
2023年春から、以前の【365&2019】の試験が【2019】に、【365】は単独科目になりました。
ちなみに【365】のテキストについては、この記事ではまだ紹介していません(早めに対応したいです~)。
【2019】の出題範囲は以前の【365&2019】と同じなので、ここで紹介するテキストで学習可能ですよ。
ここでは、受験する人が多いであろう『ワード』『エクセル』『パワーポイント』3科目のテキストを紹介していきますねー。
ワード<Word>のテキスト
文書作成ソフトであるワードは、普段から使っている人も多いでしょう。
仕事でそこそこ使いこなしているなら、MOS用テキストだけでも十分だと思います。
初心者向けの基礎用のテキストは、最後に紹介しますね。
ワードの一般レベル用テキストです。
*価格*2,310円
*価格*2,200円
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ワードには「エキスパート」と呼ばれる、上級レベルの資格もあります。
エキスパート、私には正直かなり難しかったです~。
独学でチャレンジする人、ご健闘をお祈りします(尊敬)!!
*価格*3,410円
*価格*3,300円
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そして。
ワード初心者や自分のスキルに自信がない人は、MOSの前に基本的な操作をマスターしましょう。
前もってMOS用テキストをチェックして、無理!!と思うなら基礎から学ぶのもいいかも。
*価格*2,200円
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エクセル<Excel>のテキスト
表計算ソフトのエクセル、本当~に便利ですよね。
MOSの勉強をしていると、知らなかった便利機能が結構あって感動モノでした♪
個人的には、ワードよりエクセルの方が楽しくて好き♪
エクセルの一般レベル用テキストです。
*価格*2,310円
*価格*2,200円
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エクセルにも、上級レベル<エキスパート>資格があります。
Excelのエキスパート、私はめっちゃ苦戦しました~。
通っていたパソコン教室では、模擬試験が10回分あったのですが。
なかなか点数が上がらず、本番のMOS試験まで『10回分を4周』もリピート学習するはめに(泣)
でもエキスパートは難しい分、合格した時の喜びがハンパなかったです♪
*価格*3,410円
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そして、ワードと同じく。
初心者や自分のスキルに自信がない人は、MOSの前に基本操作をマスター。
前もってMOS用テキストをチェックして、無理!!と思うなら基礎から学んで下さいね。
*価格*2,200円
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パワーポイント<PowerPoint>のテキスト
プレゼン用の資料なんかを作るには欠かせない、パワーポイント。
ワードやエクセルの資格を取った後なら、MOS用テキストだけですんなり受験できる印象です。
PowerPointは初心者だったのですが、わりと短期間で合格できましたよ。
パワーポイントの一般レベル用テキストです。
*価格*2,530円
*価格*2,420円
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パワーポイントには<上級レベル>の資格はありません♪
そして、同じく。
初心者や自分のスキルに自信がない人は、MOSの前に基本操作をマスターしましょう。
前もってMOS用テキストをチェックして、無理!!と思うなら基礎から学ぶのがいいかも。
*価格*2,200円
*価格*2,200円
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まとめ
独学でMOS資格にチャレンジするなら、このテキストを選んでおけば間違いない。
そんな人気も評価も高い、FOM出版『よくわかるマスター』シリーズを紹介しました。
自宅学習だと確実にサボってしまいそうな私は、今回はパソコン教室でMOS資格を取りましたが。
そのパソコン教室でも、MOS対策のテキストとして採用されているお墨付きですよ~。
独学でコツコツ勉強するのは大変ですが、良質なテキストで地道に学習を進めれば、合格への道は開けるはず。
この記事が、あなたのMOSチャレンジを少しでも応援できたなら嬉しいです。
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私が通っていた『ハローパソコン教室』の記事はこちら。