不要になったパソコンを、宅配で回収してくれる『リネットジャパン』。
リネットジャパンでパソコン回収を申し込むと、データを消去するソフトも無料でダウンロードできるらしい。
とのことで、試しに今回利用してみたのですが。
処分するパソコンが「Windows10」の場合、データ消去ソフトは使えない!!という事実が判明しました(泣)。
というコトで、今回の記事は。
なんとか自力でパソコンのデータ消去を行ない、リネットジャパンに回収してもらった体験レビューでございます。
リネットジャパンのパソコン回収が気になっている人は、ぜひ読んでみて下さいね。
リネットジャパンでパソコン回収を申し込み
『リネットジャパン』は、国(環境省)が認定している宅配回収サービス。
とりあえず安心感はありますよね♪
これが、今回リネットジャパンに回収してもらったNECのノートパソコン。
動きが重たくなってきたため、スペックの高いパソコンに買い替えて放置してました。
パソコンの宅配回収は、リネットジャパンの公式サイトから申し込めます。
まずは、トップページの「カンタンお申込み」からスタート。
公式サイトの画像をお借りして、実際に申し込んだ手順を紹介していきます~。(引用元:リネットジャパンはこちら ≫ )
回収に出すパソコンの台数を入力
宅配回収してほしいパソコンの台数を入力します。
マウスやコード類などの付属品も、一緒に回収してもらえますよ。
ただし古いデスクトップパソコンで、ブラウン管のモニターを処分する場合は1個につき税込3,300円かかります。
パソコンのデータ消去をどうするか
パソコン内のデータ消去をリネットジャパンに「おまかせする」場合は、1台につき税込3,498円かかります。
壊れて起動しないパソコンでも、データ消去が気になるなら『安全消去サービス』を利用できますよ。
ここは人それぞれ、個人の判断になりますよねー。
手間をかけるより料金を払って丸投げするか、払いたくないから自分で消去するか。
私はもともと、無料でデータ消去ソフトを利用できる点に魅力を感じての申し込みなので、「ご自身で消去する」を選びました。
パソコン以外の回収品を入力
リネットジャパンでは、パソコンと一緒に梱包できる分であれば、小型家電やスマホも無料で回収してくれます。
ただし回収できる家電の種類が決まっているため、公式サイトの回収品目リストで確認が必要です。
使わなくなった小型家電を、ついでに処分できるのは助かる~。
段ボール箱の数を入力
リネットジャパンに回収してほしい段ボール箱の数を入力します。
無料になるのは「パソコンが入っている1箱目のみ」で、2箱目からは料金(税込1,650円)が発生。
段ボール箱がない場合は、1箱・税込493円(結構高い)で申し込むと事前に届けてくれるサービスもありますよ。
回収に来てほしい希望日時を入力
回収に来てほしい日時を、2週間以内で指定します。
あとは、住所や連絡先など本人情報を入力すれば、申し込み完了でした。
「お申込み完了」メールが届くので、記載されているURLから会員登録すると「マイページ」を見られるようになります。
Windows10はデータ消去ソフトが使えない?!
実は私がうっかり見落としていた、重要な条件がありました。
リネットジャパンから無料で提供される「データ消去ソフト」が対応しているOSです。
Windows2000シリーズ | WindowsXPシリーズ |
WindowsVistaシリーズ | Windows7シリーズ |
なんと、今回申し込んだパソコンのOS『Windows10』は対象外。ちなみにMac(マック)パソコンも対象外です。
そんなコトを知らない私は、すっかりその気でWindows10パソコンで作業をスタートしました。
データ消去ソフトをダウンロードしたけど…
データ消去ソフトのダウンロードは「マイページ」からスタート。
これも最初は見つけられずに、どこにあるのか探しまくりました。
マイページの「申込ID」をクリックすると、ダウンロードに進めます。
ただし古いパソコンなどネットに接続できない場合は、別のパソコンにダウンロードするコトになるので要注意。
ネット接続できないパソコンの場合、おそらく次の手順になるかと思います~。
- ネットにつながる別のパソコンで、データ消去ソフトをダウンロード。
- ダウンロードしたファイルをUSBなどにコピーして、処分するパソコンで実行する。
今回は少し前まで使っていたパソコンで、まだネット接続できたので直接ダウンロードしました。
ダウンロードしたフォルダ「HDD_Erase」は圧縮されているため、展開すると。
「HDD_Erase.exe」というファイルが出現したので、ダブルクリックして実行してみました。
すると、こんなメッセージが…
サポート外のOSバージョン…
え、なにそれ。
ここで改めて公式サイトを確認して、Windows10は対象外だと知りました(泣)。
ということは。
- リネットジャパンの安全消去サービス(1台税込3,498円)を利用する。
- なんとかして自力でデータ消去する。
この二択しかありません。
3,000円をケチりたい私は、迷わず自力で消去しようと情報収集を始めました。
YouTubeを参考にして何とかデータ消去
「Windows10 データ消去」でYouTubeを検索して、出てきた動画をあれこれチェックしたところ。
どうやらWindows10の「初期化」の中で「データ消去」同様の処理ができる方法があるらしく。
以下の2つの動画を参考にして、自力でやってみました。
ざっくり言うと、「初期化」の中で追加設定できる『データのクリーニング』を実行すれば、データの復元が困難になるとのこと。
あくまで個人の判断になりますが、私は「これなら大丈夫そう」と思えました(個人的な見解です)。
もしかして、Windows10以降は『データのクリーニング』ができるから、データ消去ソフトの対象外なんですかねー(勝手な推測)。
ちなみに動画を参考にしてデータ消去したところ、なんと8時間以上かかりました。
データの消去には5~6時間かかるという情報は、よく耳にしていましたが。
パソコンのスペックが低いからなのか…
「このPCを初期状態に戻しています」と表示されたまま放置して、8時間経過。
深夜になったので寝てしまい、朝起きたら終わっていて正確に何時間かかったのかは不明です(汗)。
パソコン内のデータをキッチリ消去するのって、めっちゃ時間かかるんですねー。
ちなみに途中で気が変わって「面倒だし、もうお金払ってもいいや」と思った場合。
おまかせの「安全消去サービス」は回収日の前日まで追加で申し込みできますよ。<1台につき税込3,498円>
データ消去したらパソコンを梱包&回収
データ消去が無事完了したら、あとは段ボール箱に詰める作業だけ。
梱包するのに保護材は不要で、段ボール箱じゃなく紙袋でもOKです。
パソコンと一緒なら小型家電もOK♪
なんとかデータ消去した15.6インチのノートパソコンを、3辺合計100cmぐらいの段ボール箱に入れてみました~。
ちなみに回収してもらえる段ボール箱は、3辺の合計が140cm以下・重さは20kgまで。
キーボードやマウスなどの付属品も、まとめて回収してもらえます。
リネットジャパンでは、小型家電も同じ箱に入れると無料で回収くれるので、私もしっかり活用しました♪
大昔のポットや電話機なんかを、ここぞとばかりに段ボール箱に詰め込んでスッキリ~。
指定した回収日に宅配業者さんへ
回収日の朝、早々に玄関に段ボール箱を運んでおきました。
指定した時間帯に、伝票を用意した宅配業者が来てくれてあっという間に回収。
自宅から一歩も出ずに、運ぶのが大変な不要品を処分できてラクチンでした~。
リネットジャパンを利用した個人的口コミ
リネットジャパンのパソコン回収を利用して感じた、リアルな感想をまとめると。
- 公式サイトの画面は見やすく、スムーズに申し込みできた。
- 無料のデータ消去ソフトがWindows10に非対応でガッカリ。
- データ消去サービスの料金が高めなので、気軽に利用しづらい。
- 自宅にいながら、パソコンや小型家電を処分できるのは超便利。
私が今回リネットジャパンを利用しようと思ったのは、
「データ消去ソフトを無料でダウンロードできる」
というメリット目当てだったので、Windows10で使えないのは大ショックでした。
おまかせ安全消去サービス(税込3,498円)を利用すればラクチンなんでしょうけどね~。
でもでも、よく考えたら。
さすがにパソコン内にデータを残したまま、段ボール箱に入れて送るのは抵抗あるし。
もし安全消去サービスを利用するとしても。
結局は自力で初期化したり、せめて個人的なファイルや画像を削除してから送ると思います~。
まとめ
『リネットジャパン』を実際に利用してみた、リアルな体験レビューを紹介しました。
当初の目的だった「無料のデータ消去ソフト」は、残念ながら利用できませんでしたが。
なんとか自力でデータ消去して、パソコンと一緒に小型家電も処分できたので結果には満足♪
申し込みと回収はスムーズなので、リネットジャパンの「安全消去サービス」を利用すれば相当ラクチンだと思います。
もしも自分でデータ消去するなら、待ち時間は超長いですが料金の節約にもなるし、チャレンジしてみる価値アリですよ。
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家電量販店でも「無料でパソコン回収」してくれます~。
実際にエディオンでパソコンを処分したレビュー記事がこちら。